華麗なる?駐妻の世界 その7
こんにちは!うめこです。
今日も東京カレンダー駐妻話の感想です。
なんと!今までの中で私は一番共感できる、あるあると思った回でした。
旦那とのケンカのところではなく、最後の駐妻仲間に助けられるところです。
駐妻ってお互い格付けしあっていがみあってるイメージがあるかもしれません。そういうこともあるのかもしれませんが、大部分はなんだかんだ助け合っているのです!
まあこの話とは違って、コンドの水漏れやら急な停電やら、自分の帰宅より子の小学校のバスが早く着いてとか・・・もっと生活に直結しているような助け合いなのですが。
私もバンコクに来るまで、駐妻の世界は恐ろしいところと想像していました。
けど、実際の付き合いは意外と庶民的な優しさというか、知り合いも親戚もいない中、助けられることのが多かったです。嫌なこと気を揉むこともゼロではありません。しかし、私としては親切にされたことのほうが印象に残り、他の人にもそうしていきたいと感じます。
もし、バンコクに初駐在で緊張している奥様がいたら、そんな恐ろしいところではないよ!とお伝えしたいです。
小説内でも「帰国後のことを考えて英語をビジネスコースで・・・」と出てきますが、帰国した後のことを考え、語学など資格取得の勉強をされる奥様はけっこういますよ。ヨガやタイ料理の勉強をする奥様もいて、日本に帰ってから講師になるのも聞く話です。
ボランティアをされている奥様もたくさんいます。うめこはあまりボランティア活動をしたことがないので、地道に活動されている方をみるとただ頭が下がります。
ところで、明日婚約内定会見をされる高円宮絢子さまの婚約者守谷さんは小さいころ、お父様の仕事の関係でフランスにお住まいだったそうです。
駐妻だったお母様は「国境なき医師団」のボランティアを始め、帰国後も続けられて、そこから派生した「国境なき子どもたち」の仕事をされていたとか。駐妻時代の経験をその後のキャリアに生かされたのですね。
守谷さん自身も数年前バンコクに駐在されていたようです。
この方の経歴を拝見すると、まさに東京カレンダーに登場しそうな男性ですね。やんごとない方と結婚されるので、東京カレンダーの世界観でたとえることが大変畏れ多いですが。
守谷さんのお母様は「国境なき子どもたち」の仕事でカンボジアに滞在中、体調を崩されバンコクに搬送されましたが、お亡くなりになりました。葬儀は三島由紀夫の小説で有名なワットアルン「暁の寺」で行われたそうです。
写真1枚目:カンボジア、アンコールワット前の蓮の花。バンコクからカンボジアまで飛行機で1時間ほどですが、やはり20年位前までは内戦のあった国で、バンコクとは雰囲気はぐっと違いました。
写真2枚目:ワットアルン。